Attentionの自己管理の第一歩、スマホアプリとSNSアカウント

LLMは革新的技術で、それが超知能になれるかどうかは置いておくとして、人間が生きていく上で必要なリソースを無限化するための重要技術の一つには間違いないと思う。リソースが無限化した世界ではAttentionが最重要だよね、というのが自分の各種決断の根底にある仮説なんだけど、それってなにも遠い未来の話ではなくて、2025年現在も十分にそうだな、という焦りに似た感覚がある。

焦りというのは、すでに自分のAttentionの主権が自分の手元から失われているような感覚だ。日々降り注ぐ通知の雨はもちろん、何もないときにフラっと開いてしまうInstagramやウェブブラウジングも、もはや自分の意思とは関係ない行動になっていると感じる。

こうした環境を鑑みて、今後の事業は「Attention Sovereignty(注意主権)」をテーマにしていきたいと思っているけど、そもそも自分自身が今現在ですらAttention Sovereigntyを根本から失っていて、これはすぐにでもどうにかしないとまずいな、と思い至った。

まずはスマホ画面の断捨離から

できることから即やる、ということで、スマホ画面から暇つぶしのゲームアプリや、使ってないアプリを削除。Xのアカウントを削除して、アプリも削除。FacebookとInstagramのアプリは立ち上げ画面から移動。これだけでだいぶ使わなくなるような気がする。

SNSの運用はアシスタントに任せる、自分ではしない

SNSって確かにインパクト大きいんだけど、よっぽどの戦略と投資がないと中途半端に終わる。ほとんどが自己顕示欲だったりで、事業貢献とアテンション投資を比較するとバランスが悪いはずだ。だったらもう「やらない」と決断してしまったほうが良い、と思う。やるなら事業の一部として担当者を付けてやった方が良い。

Attention Society最大のガンかつ武器はSNS

SNSを本当に辞めてもいいのか、というのは論点が結構あって、今後社会のリソースがどんどん豊かになると、相対的に貨幣の価値が下がり、逆にAttentionの価値が高まる。Attentionが流通する最大の場はSNSで、SNSの市場価値は今後さらに大きく、早く成長するはずだ。そんな社会でSNSを辞めていいのか、はもっとよく考えなければならないだろう。これは後でブログ書きつつ頭を整理しようと思う。